第六感?

先日幼稚園で次男のお誕生日会がありました。

親もお祝いに参加し、子供に向けてお手紙を読むのが恒例です。 生まれた時のエピソードや将来の夢、今の事等、内容は自由です。

 

手紙を書くにあたり6年を振り返りパパさんと一緒に思い出話に花を咲かせたりもして、無事皆さんの前で子供へのお手紙を読むというミッションを終了後、そこには書かなかったけど、どうしても忘れられない、いってみれば裏エピソードの様なものがあり、それが頭から離れなくなったのでここに記しておこうと思います。

 

次男は予定日より2日程早く産まれました。

出産準備も万端、いつになるかな~なんて思いながらパパさんと長男をいってらっしゃいとお見送りして朝のルーティンをゆっくりとこなしていた時、何だかお腹が痛いなぁーとのんびり構えていたら、きました。多分本陣痛だ。

準備万端とか言ったけど、本陣痛がきて、爪切っとこ、とか、陣痛長くなると汗かくから髪だけ洗っとことか、あっ、パパさんに連絡、とかのらりくらりとしたいつもの感じじゃなくなり結局バタバタしながら、荷物を持って外にでてタクシーを捕まえてました。 そこから産院に直行して入院手続き、パパさん駆けつけ出産に臨みました。6時間程で次男とご対面^_^   3人で過ごして一息ついた頃、丁度長男の保育園のお迎えの時間になり、パパさん、「じゃ、お迎え行ってくる」 「よろしくねー」なんて言って私はそのまま爆睡したと記憶してます。

次の日 パパさんが「そーいえばさぁー、」って話し始めたのが忘れられないエピソードです。 次男が産まれた日、いつもの時間に長男を保育園へ迎えに行ったら、

先生から開口一番「産まれました??」って聞かれたそうです。 

パパさん 「あっ、はい。。」(きっと予定日も近いから気にかけてくれてたんだろーな) 

先生  「時間は何時くらいてしたか?」

パパさん「⚪︎時⚪︎分ですけど、、」

先先生 「やっぱり、、、」

パパさん「 ん ?????ー?」

先生  「長男くん、その時間帯、激しくずっと泣いてました。いつもはそんなずっと泣く事ないし、いつもと様子が違ったからひょっとしたらと思ってたんです!」

それをきいたときは もう鳥肌立って子供が持つ神聖さなるもの故か、第六感なるものか故か、また、別のものかよくわからないけど、とにかく子供って凄いと感じたのを良く覚えています。自分に降りてきた感覚をその場で人目を憚る事なく体現して生きる。誰もがそんな時を過ごしてきたのかもしれないけれど、思い出そうとして初めて朧げに、かすかにその感覚が蘇る程度に自分の生きてきた時間の中に埋もれさせた状態になってしまっているのは私だけでしょうか。

今回思い返して初めて、 これって子供達からのメッセージだったのかな と感じてます。  

「ママ、もっと自分の感覚を信じればいいんだよ」って言おうとしてくれてたのかなと。  私は母になった時、余計に頭でっかちになりました。(実際頭も大きいですが)

育児の事は何もわからない、けど失敗したくない、生まれてきてくれた我が子に最善の路をあげたい、とそんな想いから、育児本を読み漁り、僅かな寝る間も惜しんで知識を詰め込み、こうあるべきでこれは悪的な概念を抱え込み、なんだって完璧に出来るんだという幻想さえ持っていたかもしれません。謙虚さの欠いだ傲慢な母でした。そんな私ですので子供が発するメッセージにも当然気づかずに突っ走り後に行き詰まり、病を抱える事になります。

感覚って私は凄くある方だとおもいます。ただ、それを素直に信じればいいのに、見聞きした情報を思い出し「とはいえ、、」とそれをかき消してしまうのです。 結局、感覚を信じる勇気を重要な局面で持てないという事。  

自信がないのですね。

子供達には今の感覚のまま育ってほしいと切に願います。自分の感覚を信じて行動できる心の強さがあれば、大抵の事は乗り越えていけるんじゃないかと思います。

なので、感覚を信じて行動する練習、遅ればせながら母も始めたいと思います。 

 

「どうしたらいいのか子供から学びなさい」

育児に行き詰まった私に、ある統合医療の医師が下さったお言葉が腑に落ちた瞬間でもありました。

 

次男よ、6歳のお誕生日おめでとう。

貴方の誕生は私に多くをもたらし、今も尚こんな学びをプレゼントしてくれて母は感謝しかありません。

お誕生日プレゼントは何がいい?

場所をとる大きなものはやめようね^_^